サキタリ洞発掘調査速報展・明日(10/28)最終日!!
2012-10-27
本日も、サキタリ洞発掘調査速報展には
沢山のお客様に来ていただきました。
今日は、『おきなわ石の会』会長で、
宮古島のピンザアブ遺跡でピンザアブ洞人を発見した方でも知られる
大城逸朗先生も展示の解説をしてくださいました!
沖縄では港川人の時代以降、6~7千年前(BP)に縄文時代が始まるまで、
約1万年間にわたって人類の痕跡が全く知られていない
空白期が存在しています。
今回の発見では12000年前というサキタリ洞の年代が、
従来沖縄で、人類に関する記録が全く知られていなかった
旧石器時代と縄文時代の間のギャップ(空白期)に相当するんです。
サキタリ洞遺跡での発見は、このギャップをわずかながら埋めたことになります。
逸郎先生曰く
「サキタリ洞(ケイブカフェ)からは、この空白期に相当する遺物が出て来てる。
この場所は、とても貴重なんだ。
それを、広く皆さんに伝えていかないといけないんだよ。」
改めて、私もこの場所の凄さを再認識しました。
さて!
その逸郎先生、明日(10/28)最終日も解説にいらっしゃいます!
先生の分かりやすくてワクワクするお話を聞きに
是非いらっしゃってくださいね♪
※展示は明日まで!!
日時:10/28日(日)9:30~17:30
場所:ガンガラーの谷・ケイブカフェ(サキタリ洞)
今回の出土遺物↓
もっと詳しく、発掘について知りたい方は
沖縄県立博物館・美術館の学芸員コラムを御覧下さい。
↓
【報告】南城市サキタリ洞遺跡(玉泉洞ケイブシステム内)の調査研究成果について
★スタッフ 川村★
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↓
☆国・登録有形文化財 「おきなわワールド」
http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
ブログ「やんばる山だより。」
http://sekirinzan.ti-da.net/
知られざる沖縄のパワースポット「大石林山」。
聖地アシムイと呼ばれ、数々の神話が伝わるこの地から
日々つれづれお届けしています。
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