2/6(土)開催 無料発掘講演会
2021-01-25
講演概要
演題:サキタリ洞遺跡の発掘成果と沖縄の海洋文化史
日時:2021年2月6日(土)18:00~19:30(開場17:30)
会場:ガンガラーの谷@ケイブカフェ(沖縄県南城市)
講師:山崎真治氏(沖縄県立博物館・美術館 主任学芸員)
入場料:無料(事前予約制)
定員:50名
配信:YouTubeLiveにて無料配信※2月8日(月)迄アーカイブ配信あり→終了しました。
主催:ガンガラーの谷
助成:沖縄文化芸術コンテンツ配信環境支援事業
■講演概要
2009年から発掘調査が行われているサキタリ洞遺跡では、3万5千年前以降の人骨や動物遺体等が発見されており、2万3千年前の世界最古の釣針や1万4千年前の石英製石器、9千年前の沖縄最古の土器、5千500年前の沖縄最古の顔料など、重要な発見が相次いでいます。
本講演会ではサキタリ洞遺跡の調査成果についてわかりやすく報告するとともに、調査成果から見えてきた知られざる沖縄の海洋文化史についてもご紹介します。
■講師プロフィール
山崎真治(やまさきしんじ)氏
現在、沖縄県立博物館・美術館主任学芸員で人類学をご担当されています。
1977年 高知県で産声を上げ、少年時代はシダ類やアンモナイトの化石収集に励んでいたそうです。
2000年 東京大学文学部卒業後、2002年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。
2010年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を修了。
学生時代は、北海道から屋久島まで、日本各地の発掘調査に参加し、サロマ湖に沈む夕日や屋久島の透き通った深い海に感銘を受ける。
2005年から2007年までは佐賀市教育委員会に勤務し、縄文時代の遺跡、佐賀市東名遺跡群の発掘調査に従事。有明海と縄文人の関わりについて考えるようになる。8000年の前の貝塚を掘りながら、縄文人のくらしについて考えました。
2007年より沖縄県立博物館・美術館学芸員となり、サキタリ洞遺跡をはじめ沖縄各地の先史遺跡の発掘調査を通して、沖縄の人類史復元に取り組まれています。
ガンガラーの谷