旧石器時代の植物の種
2014-09-16
サキタリ洞(ケイブカフェ)の発掘調査区のそばで
熱心に作業を行っているのは、
発掘調査の中心人物のお一方、沖縄県立博物館・美術館の藤田氏。
左手に土が付着した状態の石、右手に竹串をもっています。
「藤田さん、何をしているんですか??」
「植物の種があるのわかる?」と竹串で示してくれる藤田氏。
拡大してみましょう↓
旧石器時代の植物の種なんですよ。
約2万年前の植物の種が残っているなんて、、、
何の植物かは現在調査中ですが、
同じような種が沢山残っているようです。
もしかすると古代人が自発的に何らかの実を収穫して
サキタリ洞付近で食べていたのかもしれません。
発掘調査で出てくるものは
植物の種のように小さくて見逃してしまいそうなものも多いそうです。
古代への想像と期待を膨らませながら掘るからこそ
見つけられるのではないでしょうか。
今年の発掘調査は始まったばかり。
これからが楽しみです。
~ガンガラーの谷 漢那~
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